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《沈黙の臓器》と呼ばれる臓器は、機能が低下しても自覚症状がほとんどありません。暴飲暴食を避けることは勿論、規則正しい生活と栄養バランスの良い食事を心がけ、肝臓の負担を軽くしてあげることが必要です。
■ あなたの肝臓は大丈夫?
体がだるい、疲れがとれない、近頃急に、お酒が弱くなったなどと感じる場合は、肝臓がダメージを受けているかもしれません。暴飲暴食や睡眠不足になりがちな年末年始。人体最大の臓器・肝臓でさえも、酷使続ければ悲鳴を上げてしまいます。
《肝心要》という言葉のとおり、肝臓は心臓と同様に大切な臓器です。肝機能が低下すると全身の倦怠感だけでなく、代謝も衰えて、肌の調子も悪くなるでしょう。
肝臓は予備能力に優れた臓器で、約3000億個と肝細胞が非常に多いため、少しばかり傷ついても自覚症状は現われません、また70〜80%を切断した場所でも、数ヶ月でほぼ先に戻るほど再生能力に優れています。
肝臓が《沈黙の臓器》と呼ばれるのは、その予備能力と再生能力により、気付いたときにはかなり症状が進んでいることが多いためです。健康を保つには、普段から肝臓をいたわり、SOSのサインを見逃さないことが大切です。次のチェックリストで、あなたの肝臓の健康度を確認してみましょう。
### 肝臓の健康度チェック ###
・だるい、疲れやすい。
・食欲がない、吐き気がする。
・熱が出る。
・右の脇腹が重苦しい。
・急に酒量が落ちる
・月経異常がある。
・皮膚が痒くなる。
・尿が番茶色になる
・便が白っぽくなる。
・黄疸が出る。
(*複数項目にチェックがついたら要注意。肝臓をいたわる生活を心がけましょう)
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